「働いてるから無理」とあきらめる前に知ってほしいこと

こんにちは。社労士Office 凛です。

「働いていると、障害年金はもらえないんですよね?」
こうしたご相談をよくいただきますが、実はそれ、誤解されている方がとても多いのです。

たしかに、就労の状況が審査にまったく関係しないわけではありません。
でも、「働いているから」という理由だけで、障害年金の対象外になるわけではないんです。

実際には、パートや短時間勤務の方や職場に特別な配慮がある方、傷病や障害の状態によってはフルタイムで働いている方でも、障害年金を受け取っているケースがあります。

重要なのは、「働いているかどうか」ではなく、「どれくらい日常生活や仕事に支障があるか」です。
たとえ仕事をしていても、病気や障害の影響で制限や困難がある場合は、受給の可能性があります。

ただ、20歳前に発症した障害で受け取る「20歳前障害基礎年金」には、本人の所得に応じて支給が止まる仕組みがあります。
これは他の障害年金とは違う点なので、注意が必要です。

「自分は働いているから、きっとダメだろう」と思って、申請をあきらめてしまうのは本当に残念なことです。せっかくの制度ですから、必要な方にはぜひ活用してほしいと思います。実際にお話を聞いてみると、「申請すれば通る可能性がある」と感じるケースはたくさんあります。

障害年金は、自分から申請しないと受け取れない制度です。
もし少しでも気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。
ちょっとした質問でも、遠慮なくどうぞ。

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